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テクノ・ポップはキッチュなもの

以前POLYSICSについて書いたことがあり、その際に少し触れたのですが、私にとってのテクノ・ポップとはキッチュなもの、チープなものというイメージがあります。ただし、これは最初にテクノ・ポップが出てきた80年前後のお話ではあります。やたらと声を裏返らせたり、あるいは低くして歌ってみる。リズムボックスにペニャペニャなギター、そしてシンセというスカスカなサウンド。しかもメンバーは音楽は片手間で本業は別だったり。YMOだけはバリバリの一流ミュージシャン集団でしたが、人民服を身にまとい、スネークマンショーなどとコントをやったりして、ギミック感を演出していました。

その意味では日本においてはPOLYSICSがDEVOの正統的継承者でもあり、上述のキッチュさ、チープさを体現しています。

では、Perfumeはといいますと、まったくもってカッコいい訳でして、私のテクノ・ポップのイメージには当てはまらないようにも思えます。しかし、アイドルなのにテクノ・ポップ、芸人顔負けのオモシロMCをかます一方で曲はカッコよかったり、かわいかったりする、私やパフュ友Kくん、そして先日の記事の近田春夫氏が指摘する、キャラと音楽、その他散見されるミスマッチが不思議な魅力を醸し出しているという点ではキッチュさと共通するものがあるように思います。

今日はムーンライダーズの白井良明氏の作曲・編曲によるちょっとやりすぎで、企画物としかいいようのない、知っている人があまりいないものと思われる、でもテクノ歌謡の傑作(と私だけは思っている)、堀ちえみの「Wa・ショイ!」というのを貼ってみます。需要なさそうですね。サーセン。

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tag : テクノ・ポップ POLYSICS Perfume

ファン・サーヴィス~プリマ・ボックス

バレンタイン・デーに作品をリリースするなどのバレンタイン・デー企画が、2007年2月のシングル「ファン・サーヴィス [sweet]」からPerfumeの恒例となっています。2008年のバレンタイン・デー企画としては、2007年のホワイト・デーに限定版としてリリースしていた初のライブDVD「ファン・サーヴィス[bitter]」をノーマル・エディションとして再発するとともに、全国インディーズ時代に発表された3枚のシングルをセットにして「ファン・サーヴィスプリマ・ボックス」として発売しました。

Perfumeのライブをまとまった形で見たことがなかった私は、「ファン・サーヴィス[bitter]」については迷わず買うことにしました。一方、すでにコンプリート・ベストを所有していた私としては、全国インディーズシングルの各表題曲と、「引力」はすでにコンプリート・ベストに収録されているので、ファン・サーヴィスプリマ・ボックスは購入するかどうか迷いました。しかしながら、やはり「ジェニーはご機嫌ななめ」だけのためにでも購入しようと決めました。

シングルの表題曲以外の曲も粒ぞろいで、テクノ・ポップらしいという意味ではこの時期がもっとも忠実にテクノ・ポップを演っていると言えます。たまに無性に「おいしいレシピ」が聴きたくなることがあります。結果的にはファン・サーヴィスプリマ・ボックスを買って大正解でした。Perfumeがプロデューサーに中田ヤスタカ氏を迎えてからの作品は音源が残っている2曲の未発表作品を除き、これですべて揃いました。2曲の未発表曲についてはメドレーという形ではあるものの、上記のDVD「ファン・サーヴィス[bitter]」にて入手しています。あとは未来に向けて発表される作品を入手していくことになります。この時点ではPerfumeはオリジナル・アルバムを発表していません。本当のPerfumeのすごさを知るのが、この2ヶ月後であることを、この時の私はまだ知りません。いや、「コンプリート・ベスト」と「ファン・サーヴィス[bitter]」だけでも十分にすごいのですが、それを遥かに超えるクォリティの作品にぶっ飛ぶことになるのです。それが2作目にして初のオリジナル・アルバム「GAME」です。

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(2008/02/13)
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ジューシィ・フルーツとテクノ・ポップ・ブーム

さて、数回に渡りPerfumeテクノ・ポップについて書いてきた中で、頻繁にジューシィ・フルーツについて言及してきました。ジューシィ・フルーツについて「ジェニーはご機嫌ななめ」以外のことをご存知の方がどのぐらいいらっしゃるのかは想像がつきません。Perfumeテクノ・ポップという内容で書いておきながらなんなんですが、実はジューシィ・フルーツテクノ・ポップ・グループではありません。

テクノ・ポップがブームとなったのは、YMOが『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』を発表し、プラスチックス、ヒカシュー、P-MODELが続々とレコードデビューを果たした1979年からでした。レコード会社がこれにあやかろうとしていたのと、マスコミもそれに乗っかっていたからか、テクノ・ポップとは言えないのではないかというものまで一括りにされていました。ラジオでテクノ・ポップ特集といった企画があると、上記のグループのほかに、チャクラやシーナ&ザ・ロケッツがかかることが多かったです。チャクラはなんとも魔訶不思議なオリエンタルな雰囲気漂うニュー・ウェーブといった風情でしたし、シーナ&ザ・ロケッツはCM曲としてヒットした「ユー・メイ・ドリーム」では全面的にシンセをフィーチャーしており、細野晴臣氏がプロデュースしているものの、元々はギター中心のロックンロール・バンドというのがその中心的な性格だと思います(YMOやスネークマン・ショーとの関係が深いのも事実ですが)。

ジューシィ・フルーツについては、デビューシングルの「ジェニーはご機嫌ななめ」では、テクノ・ポップ調のシンセによるリフが印象的で、かつイリヤの全編にわたるファルセットのヴォーカルが不思議な味を出しているので、テクノ・ポップもしくはテクノ歌謡として語られることが多いのではないかと思います。しかし全体としてはポップ・ロック・バンドと呼ぶのが正しいと思います。「ジェニーはご機嫌ななめ」においてすらテクノ・ポップ的な味付けが濃厚になされてはいるものの、基本はギター、ベース、ドラムスというベーシックなバンドサウンドで、その上にシンセが被さっている形であると言えると思います。その後発表された曲ではテクノ・ポップ的要素は希薄になって行ったので、近田春夫氏およびジューシィ・フルーツのメンバーが当時の流行りのスタイルとしてのテクノ・ポップを同曲で取り入れたに過ぎないと言えます。それでも「ジェニーはご機嫌ななめ」はテクノ・ポップの中にあって、極めて成功したベスト・ソングの1つであり、そして、後世にも残った大ヒット曲であることは否定できない事実でしょう。

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(2005/01/26)
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ジェニーはご機嫌ななめ

Perfumeの「ジェニーはご機嫌ななめ」はライブでもっとも盛り上がる曲の1つです。曲中、アイドルソング的にファンがメンバーの名前を叫ぶという、アイドルらしからぬアイドルであるPerfumeにあって、アイドル的要素が色濃く残る(珍しい?)曲となっています。トラックは元々全国インディーズとしてのデビューシングルの「スウィートドーナッツ」のカップリング曲として中田ヤスタカ氏のアレンジ、プロデュースによりリリースされています。

しかし、中田ヤスタカ氏がPerfumeを担当する以前のアクターズスクール広島時代に、前回述べたアミューズの新人発掘育成担当の柴矢氏がPerfumeテクノ・ポップを引き合わせた頃には、ジューシィ・フルーツのセルフ・カヴァーによる2001年再録版トラックを用いていたようです。

なお、Perfumeは2008年4月20日放送のTV番組「新・堂本兄弟」において、ほぼジューシィ・フルーツの1980年のオリジナルアレンジで「ジェニーはご機嫌ななめ」を披露しており、これを観た私はバードスキンであったことは言うまでもないでしょう。

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Perfumeとテクノ・ポップの出会い

2008年3月頃にはもはや重度のPerfume中毒となってしまった私はとにかくPerfumeのことをよく知りたいということで、動画やインターネット検索によって情報を収集していました。前回書いたとおり、その当時の私の最大の疑問は、誰がどうして、BEE-HIVEというアイドル集団に在籍していたPerfumeと、過去の音楽となっていたテクノ・ポップを引き合わせたかでした。

「手術台の上でのミシンとこうもり傘の出会い」ならぬ「21世紀という時代におけるアイドルとテクノ・ポップの出会い」。これは一種のシュールレアリズムと言ったらさすがに言い過ぎですが、まったく異色の取り合わせであることは間違いありません。Perfumeが売れて以降、過去のテクノ・ポップ・アイドルとしてスターボーの名前が時おり取り上げられます。私も名前ぐらいは覚えていますが、曲を聞いた覚えがとんとありません。すなわち、成功モデルとはとても言えず、今更、名前を出してPerfumeと比較するだけの存在感はまったくなかったと思います。

そのようなアイドルとテクノ・ポップの組み合わせがなぜなされたか。それを知ることとなったのは、Perfumeのアクターズスクール広島時代から近未来3部作リリースまでを描いたノン・フィクション風フィクション読み物(あるいはその逆?)のブログ記事でした(この記事についてはまたいずれ触れることにします)。今となっては近田春夫氏がPerfumeについてのコメントをたびたび出しているので、多くの方の知るところとなっていると思いますが、ジューシィ・フルーツのギターを担当していた柴矢氏がPerfumeの所属事務所であるアミューズで新人発掘育成を担当されており、Perfumeに「ジェニーはご機嫌ななめ」を使うことを奨めたということが発端のようです。目から鱗の瞬間でした。巡り巡るよー。

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