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もしもPerfumeがドラッカーを読んだら その5

ドラッカーの『プロフェッショナルの条件』に書かれている内容にPerfumeがどれだけ当てはまるかの検証をしつこく続けています。今回は自らの強みをいかに発揮するかという内容です。

誰でも、自らの強みについてはよくわかっていると思っている。だが、たいていは間違っている。わかっているのは、せいぜい弱みである。それさえ間違っていることが多い。しかし何ごとかをなし遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。できないことによって何かを行うことなど、とうていできない。これがドラッカーの「強み」についての考えです。そして強みを知る方法は唯一フィードバック分析であると指摘しています。

このフィードバック分析で、いくつかの行うべきことが明らかになると述べています。今回はこの部分についてPerfumeと対比します。

第一は、明らかになった強みに集中することである。成果を生み出すものに集中することである。

第二は、その強みをさらに伸ばすことである。

第三は、無知の元凶ともいうべき知的な傲慢を正すことである。多くの人たち、特に一つのことに優れた人たちは他の分野を馬鹿にする。ところが、フィードバック分析は、仕事の失敗が、知っているべきことを知らなかったためであったり、専門以外の知識を軽視していたためであったことを明らかにする。

第四は、自らの悪癖を改めることである。

第五は、人への対し方が悪くて、みすみす成果をあげられなくすることを避けることである。頭のよい人たち、特に若い人たちは、人への対し方が潤滑油であることを知らないことが多い。

第六は、行っても成果のあがらないことは行わないことである。

第七は、努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わないことである。強みに集中すべきである。

さて、いかがでしょうか。Perfumeの場合、音楽制作部分については、中田ヤスタカ氏に全面的に委託しており、絶対的なクオリティを追求しています。Perfume自身は小学校の頃からアクターズスクール広島で基礎を学ぶところから始め、その後もMIKIKO先生による継続的な指導を受け、すでに高度でありながらもさらに向上を続けています。

Perfumeのインタビューで印象的だったのは、Perfume自身が作詞などを行うということには興味がないわけではないが、それを求めているのはごくごくコアなファンだけであって、Perfumeに求められていることではないので、手がけるつもりはないという発言です。このあたりは売れてきたからといったエゴでクオリティを下げてしまうリスクを客観的に排除している現われです。

また、Perfumeは非常に謙虚ですが、それは単に謙遜の気持ちがあるというだけではなく、他の分野で秀でた人物への敬意を素直に心から示すところにもあります。また関係者についても各種のいわば裏方に対してもその仕事に敬意をもって接していることが随所に見られます。

そして、人への対し方についてはお手本ともいえるほどの素晴らしさです。これに異論を加えられる人は誰もいないでしょう。

これらにおいてもドラッカーもビックリという条件の当てはまり具合がお分かりいただけるのではないでしょうか。

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テーマ : Perfume
ジャンル : 音楽

tag : Perfume ドラッカー

もしもPerfumeがドラッカーを読んだら その4

世の中にはレベルの高い自作の画像を掲載していらっしゃる素晴らしいPerfumeブログが沢山あります。一方、私のブログは文字ばかりで我ながら味気ない限りです。それでも読んでいただいている方がいらっしゃり、多謝です。

さてドラッカーが『プロフェッショナルの条件』において、成長と自己変革を続け、成果をあげるためにすべきことを7つ挙げており、今回はその4つ目から7つ目についてPerfumeと対比してみます。

4つ目、自らを生き生きとさせ、成長を続けている人は、自らの仕事ぶりの評価を、仕事そのものの中に組み込んでいる。

Perfumeは自分達の置かれている状況をかなり客観的に把握していると感じることがよくあります。またシングルが発売されるとその感想を聞かれるため、それに答える訳ですが、実にリスナー側の感想に近いことを述べます。それだけ、自らの仕事をきちんと受け止めている証左と言えると思います。

5つ目、行動や意思決定がもたらすべきものについての期待を、あらかじめ記録し、後日、実際の結果と比較する。

これも一つの例でしかありませんが、ライブで「ありがとうございましたー」と言って舞台袖にはけた後、すぐにその日の悪かったところを全員でバーっと話し合い、次の機会にはこうしようということを決めるのだそうです。

6つ目、成功の原因は、先生や上司から、仕事や地位や任務が変わったときには、新しい仕事が要求するものについて徹底的に考えるべきことを教えられ、実行させられてきた。

音楽は中田ヤスタカ氏に与えられ、目標はアーティストマネジメントから与えられています。しかし、一旦もらった役割について、メンバーはそれぞれがとことん考え、そしてメンバー間でそれを議論するという過程をかなり深く行っているように思います。

7つ目、これらのことすべての前提となるべきもっとも重要なこととして、成果をあげ続け、成長と自己変革を続けるには、自らの啓発と配属に自らが責任をもつということがある。

これについては、各メンバーの意識の強さは各種の発言からひしひしと感じられます。

Perfumeのブレイクおよび人気の持続はこのような彼女らの姿勢と関係があるのでしょうか。中田ヤスタカ氏のもとにもし同じぐらいのルックスで、同じぐらいの歌唱力の3人が集まり、同じようにMIKIKO先生に振り付けをしてもらっていたとしたら、同じようにブレイクし、人気を博していたでしょうか。私はやはりこの3人だったからこそだと思います。少なくとも私がここまで入れ込むことはあり得なかったでしょう。


このままでは味気ないので、関係なく貼っときます。

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テーマ : Perfume
ジャンル : 音楽

tag : Perfume ドラッカー

もしもPerfumeがドラッカーを読んだら その3

それでは、「もしもPerfumeドラッカーを読んだら その1」で見た7つの行動特性をPerfumeと対比してみることにします。なお、ここでのPerfumeは、Perfume本人達自身を中心としつつも、音楽を提供しサウンドプロデュースをしている中田ヤスタカ氏やPerfumeの活動を共同して製作しているスタッフや、アーティストマネジメントなど、Perfumeを推進する関係者までも含めて考えたいと思います。なお、本人達の雑誌やTVでのインタビュー等での発言を取り上げていますが、私が直接見聞したものではあるものの、記憶に基づいており、ソースを確かめて明示する作業を省略しております。これは論文ではなく、また私は経営学の研究者でないばかりか、ドラッカーに精通してすらいません。まあ、ドラッカーをネタに、Perfume礼賛の熱弁をふるっているファンの独り言ぐらいのものです。その辺りはご了承のほど。では、本論にすすみます。

1つ目、目標とビジョンをもって自分の道を歩き続け、失敗し続けるに違いなくとも完全を求める。

これはPerfumeを知って、応援を続ける多くの人がPerfumeの姿勢に感じるところではないかと思われます。まだ売れる気配もなかった頃、心の中ではそれなりの目標はあったのだと思いますが、大それたことを考える前に、目の前の目標というものを設定していたと語っていたことがありました。現実を見ることなく長期的な夢ばかりを追ってしまう訳ではなく、かといって現実にばかり捉われて長期的な夢を忘れるのでもない。確かに長期と短期の目標の間には論理的整合は必ずしもないかもしれません。しかし、短期の目標をしっかりと達成する先にこそ長期の夢が近付くのであろうし、長期の目標があるからこそ、短期の目標を地道にこなせるという関係が成立しているのではないでしょうか。

2つ目、成果をあげ続ける人は手を抜かない。彼らは流すような仕事をしたがらない。仕事において真摯さを重視する。ということは、誇りをもち、完全を求めるということである。

少し前に、武道館で公演しながら、イベントにお客さんをまったく動員できなかったインディーズ時代のことをあ~ちゃんが思い起こしたという記事を書きました。この時のたった二人のお客さんに対する姿勢も、その後の決して大きくはない会場でお客さんのノリもよくない状況の時も、武道館やそれ以上のキャパの箱になってからの姿勢も変わっていないと感じます。

また、音楽を担当した中田ヤスタカ氏の仕事ぶりも徹底していると思います。中田氏が、Perfumeを手掛けた当初はまだ駆け出しプロデューサーであったことも幸いしたかもしれません。インディーズの中学生アイドルグループを経て、メジャーデビューした決してプロモーションにも力(予算)が入っていたと思えないこのグループに、大変質の高い作品を提供しています。もちろん中田ヤスタカ氏が仕事に手を抜くとは思えないので、もし売れっ子になっていたとしたら、引き受けてもらえなかった、というよりも仕事を持ちかけていなかったものと思われます。この点では巡り合わせの幸運が働いている部分もあります。

3つ目、成果をあげる人は、常に新しいことに取り組み、昨日行ったことを今日も行うことに満足しない。

アーティストマネジメントの側でも、常に次の目標を与え続けることで次々に新たな次元を切り拓いています。それに応えようとPerfumeもどうすれば観客が喜ぶかという基準で物を考えていることが種々の発言から読み取れます。その基準のもとに次なるエンターテイメントを提供してくれていると思います。

4つ目から7つ目は次回ということで

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もしもPerfumeがドラッカーを読んだら その2

前回の記事を熱心なPerfumeファンに読んでいただいていたなら、ほぼ私の言いたかったことが補足説明などなくとも以心伝心、お分かりいただけたことと思います。しかし、Perfumeについて熱く語りたい、そのようなブログの趣旨があるため、釈迦に説法ながら、ドラッカーが『プロフェッショナルの条件』で挙げている成長と自己変革を続け、成果をあげるにためにすべきことと、Perfumeの対比を行ってみたいと思います。しかし、その前に、そもそもこのアナロジーが成立するのか、ということについて、若干触れておきます。

ドラッカーは数多くの経営者や企業につき、話を聞き、分析をしてきています。この『プロフェショナルの条件』はそうした中から、成果をあげる人間の行動特性を選び出している訳です。もちろん前回挙げた7つの行動特性すべてを満たしているに越したことはないでしょうが、その行動特性のうち部分的にしか満たしていない成果をあげる者もいれば、かなりの部分が当てはまる成果をあげる者もいるはずです。また、このような行動特性を論理的思考の下に実践している成果をあげる者もいれば、無意識のうちに実践している成果をあげる者もいるものと思われます。このことを推察させる記述が『プロフェッショナルの条件』の中にあります。

私(ドラッカー)は、成果をあげる人間のタイプなどというものは存在しないことをかなり前に気づいた。私が知っている成果をあげる人たちは、その気性や能力、仕事や仕事の方法、性格や知識や関心において千差万別だった。共通点は、なすべきことをなし遂げる能力をもっていたことだけだった。

私が会った成果をあげる人たちの中には、論理や分析力を使う人もいれば、知覚や直感に頼る人もいた。(中略)彼らは、成果をあげられない人と同じように千差万別である。しかも成果をあげる人は、タイプや個性や才能の面では、成果をあげない人とまったく区別がつかない。
成果をあげる人に共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結びつけるうえで必要とされる習慣的な力である。(中略)私の知る限り、知能や勤勉さと、想像力や知識がいかに優れようと、そのような習慣的な力に欠ける人は成果をあげることができなかった。

中学生ないし高校生であったPerfumeに論理的思考に基づく行動がとれていたかというと、そうは言えないように思います。しかし、上述のとおり、それは必ずしも必要な条件ではないものと思われます。また、Perfumeという成功グループについて考える場合には、それに携わる関係者も含めて推進される、いわば事業体としてのPerfumeにまで拡大して考える必要があるように思います。とはいえ、いやなら辞めることもできたし、やはり何といっても観客の前に立ち、好きか嫌いかを判断される矢面に立っていたPerfume本人達の行動特性にこそ注視すべきであると思われます。

興味のない方には、話が長くなってしまい、すみません。Perfumeとの対比は次回ということで。

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もしもPerfumeがドラッカーを読んだら その1

「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が刊行されて以来、巷ではちょっとしたドラッカーブームが起きています。書店に行くとどこもドラッカーの書籍がまとめて並べられ、山積みにされています。私はこれまでドラッカーを1冊しか読んだことがなかったため、ブームに乗じて、週刊ダイヤモンドのガイドに従い、まずは『プロフェッショナルの条件』を少し前に読みました。

もしドラッカーが存命であり、Perfumeを見る機会があったらどう感じただろうという思いを、読後に私は強く抱きました。『プロフェッショナルの条件』に挙げられている事項は私にPerfumeを想起させるに十分な相似性を示していたからです。そこで、「もしもPerfumeドラッカーの『プロフェッショナルの条件』読んだら」について考えてみます。

2000年にドラッカーにより著された『プロフェッショナルの条件』では、一人ひとりの知識労働者と一つひとつの組織が、知識と知識労働に固有の特性と、そのもたらす機会について理解を新たにし、今日自らに求められていることについて認識を新たにするうえで必須のものがドラッカーによって選択されています。そして読者が成果をあげ、貢献し、自己実現していくことが同書の目的です。

成長と自己変革を続け、成果をあげるためにすべきことをドラッカーは7つ挙げています。長くなりますが、引いてみます。

1. 目標とビジョンをもって行動すること。努力を続けることこそ、老いることなく成熟するコツである。

これは作曲家ヴェルディが常に現状に満足せず、挑戦し続けたことから学んだことだそうです。いつまでも諦めずに、目標とビジョンをもって自分の道を歩き続けよう、失敗し続けるに違いなくとも完全を求めていこう、とドラッカーは決心しています。

2. 成果をあげ続ける人は手を抜かない。彼らは流すような仕事をしたがらない。仕事において真摯さを重視する。ということは、誇りをもち、完全を求めるということである。

これはパルテノン神殿の屋根に据えられた彫刻の背中の部分が、見えないにもかかわらずちゃんと彫ってあったことについて、その彫刻家は「神々がみている」からそうしたという話を源泉としています。

3. 日常生活の中に継続学習を組み込みこんでいる。

成果をあげる人は、常に新しいことに取り組み、昨日行ったことを今日も行うことに満足しません。何を行うにせよ、自らに対し、常により優れたことを行うことを課しています。

4. 自らを生き生きとさせ、成長を続けている人は、自らの仕事ぶりの評価を、仕事そのものの中に組み込んでいる。

5. 行動や意思決定がもたらすべきものについての期待を、あらかじめ記録し、後日、実際の結果と比較する。

このようにすることで自らの強みを知り、改善や変更や学習しなければならないことを知っています。得意でないこと、したがって、他の人に任せるべきことまで知っています。

6. 成功の原因は、先生や上司から、仕事や地位や任務が変わったときには、新しい仕事が要求するものについて徹底的に考えるべきことを教えられ、実行させられてきた。

新しい仕事というものは必ず、前の仕事とは違う何かを要求するものです。

7. そして、これらのことすべての前提となるべきもっとも重要なこととして、成果をあげ続け、成長と自己変革を続けるには、自らの啓発と配属に自らが責任をもつということがある。

さて、熱心なPerfumeファンに対して、わざわざこれらの項目とPerfumeを当てはめるなどといった野暮なことを私がする必要はないと思われます。しかしながら、次回は、両者の関係につき考察してみたいと思います。

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
(2000/07)
P・F. ドラッカーPeter F. Drucker

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