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レーザービーム/微かなカオリ

前回の記事以降、5月18日のニューシングル「レーザービーム微かなカオリ」の発売を挟んで、TVでの両曲の披露もありました。新曲の感想などを。いつものことですが、すでに世の中では散々レビューが書かれているんでしょうが、まあそこはそれとして。長文になる予感...

レーザービーム」については、サビの、特に「虹色のラブビーム」という部分のメロディーが歌謡曲っぽいと感じ、そこについつい注意が行ってしまいます。歌詞カードに目を落とすと、これがまたかなりベタなところを攻めてきており、歌詞を見ただけだとモーニング娘。の曲だったとしても違和感がありません。バックトラックも含め、これはテクノ歌謡を確信犯的にやっているのだろうか、と思いました。

続く「微かなカオリ」。こちらは一聴してJ-POPのど真ん中を行く曲だなと思いました。これまでも「願い」がカップリングに収められた際には、ユーミン風のシティ・ポップ(死語)の登場に驚かされたことがあるので、もうちょっとやそっとでは驚きません。Perfume史上、最も歌モノ度の高い曲で、ご丁寧にも出だしにハイハットのバンド風出だしカウント(こんな風にしか説明できませんが、1語で言える用語がありましたっけ?)まで入っています。サビの気持ちよさはこの曲のビジュアルイメージのやや淡目の青空にダイレクトに結びつきます。

両曲ともにボーカルがとてもクリアに入っていて、ソロパート以外でもこれまで以上にステレオサウンドのどっち側で誰のボーカルが聴こえるか分かりやすいです。「レーザービーム」が70-80年代のテクノ歌謡、「微かなカオリ」が90-00年代のJ-POPと単純化して言ってしまうと批判しているように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。

今回は、曲調の面でも「Perfume(曲名の方)」のようなチャカチャカ感を感じさせる「レーザービーム」に対し、柔らかでゆったりした「微かなカオリ」。タイトルと歌詞の面では、恋愛の心情の比喩として、暗闇にクッキリと浮かび上がるレーザービームと、空気中にほんのりと漂って曖昧で相手に分かるかどうかという微かなカオリという極端なまでのハッキリしたベタな対比になっています。これまでも「願い」とか「23:30」といったPerfumeらしからぬ曲をシングルのカップリングに収めてきたのですが、今回は両A面ということで、位置付けが異なっているように思います。どうでもいいことですが、CDの時代なのに両A面と呼ぶのは不思議です。CDを裏返して入れてしまい聴けないと思う人が出てきたらどうするんでしょうか(←そんな人いないので無用な心配)。

通常であれば、王道から外れることを冒険と呼びます。しかし、Perfumeの場合は、ファンの中にPerfumeにはエッジを行ってほしい、ワイルドサイドを歩け、という声が多く、王道、すなわち大衆性の高い方向性を行くことが冒険となると思います。古い例えで恐縮ですが、David Bowieが斬新な作品を作り続けた後、当時の売れっ子プロデューサーのナイル・ロジャースと「Let's Dance」というとても大衆性の高いアルバムを作り、シングルとアルバムはバカ売れしたのに対し、旧来からのファンからはこれはBowieではないと叩かれたことがありました。私はPerfumeには何でもアリだと思っており、むしろそういったことを期待しているので、王道を行くのも、エッジを行くのも、サラっと両方やってのけてしまうというのがカッコ良くていいのではないかと思います。

これまでPerfumeの作品はiTunesでPOPと表示されていたのですが、今回に限ってAlternativeになっています。むしろ逆な方が分かるのですが、不思議です。まあ、あの表示は元々ものすごくいい加減なので、どうでもいいんですが。

しかし、今回の初回盤の200円値上げというのは、スリーブとポスター代だったんですかね。付属DVDのビデオクリップがショートバージョンだったのもどういう意図なのでしょうか。

さらに余談ですが、私の住む地方ではローカルでの野球中継やら何やらでPerfume出演番組が中継されないケースがかなりあります、と嘆いてみる。


レーザービーム/微かなカオリ(通常盤)レーザービーム/微かなカオリ(通常盤)
(2011/05/18)
Perfume

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テーマ : Perfume
ジャンル : 音楽

tag : Perfume レーザービーム 微かなカオリ

コメント

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何をやってもPerfume

 たしかに、これだけファンの規模が大きくなると何をやっても文句も出ますが…TEAMPerfumeの実力をもってすれば、今こそ何でもやるべきだと思います。売れるためではなく、今、自分たちがポップを表現するとしたらこんな手口を使うよって…
 そして、物凄い上質なものを、いとも軽くやってのけて、一般の人には「かわいいね」って思わせちゃう…
 痛快です!

次世代のカバー曲となるか

>「微かなカオリ」。こちらは一聴してJ-POPのど真ん中を行く曲だなと思いました。

私もそう思います。また、逆にエフェクトの抑えた声とあ~ちゃんがいうようにカラオケで誰でも歌いたい歌になっているのではと思います。
中田氏の音源はそのメロディラインの素晴らしさがあるにも関わらず曲の完成度がソリッドで中々次世代の人が歌いつぐのは難しいのかなと思っていました。

そいういった意味で今回の楽曲は未来へ一歩踏み出した曲なのかもしれません。

椎名林檎さんの「木綿のハンカチーフ」のカバーにPerfumeのメーキングビデオと合わせてみました。

東京ドームのライブはある意味、10年前の過去の自分との決別を意味しているのではと思います。

初めて自分たちの歌「OMAJINAI★ペロリ」を作り、必死に未来を見つめ上京して夢を実現しようとした過去の自分、
今まさに夢を叶え、思いを伝えようとする彼女達が、純朴で何も知らなかった過去の自分と対話するようなイメージで作ってみました。

東京ドーム本番前日の舞台で「OMAJINAI★ペロリ」を口ずさみ3人が踊った映像を入れようかと思いましたが、
説明的すぎるのとPTAの映像だったのであえて入れてません。
ちょっとベタな映像になってしまったかと思いますがよければ見てみてください。

http://www.youtube.com/user/MrMorinaga

エッジは王道に、王道がエッジに

挑戦を続けてきたPerfumeにとって、エッジと王道はもはや社会一般の常識からすると、逆転してしまっているのかもしれませんね。
リリースに当たって、レコード会社もプロダクションもこぞって反対し、音楽プロデューサーが自ら説得してやっとこさ出せたという、超エッジだったはずのポリリズムが、今や世界進出です。
一方、聴きやすくて可愛らしいアイドルソングを出すと、なんでそんな曲を、とファンの間から異論が噴出する。まさに、一般社会の王道がPerfumeにとってはエッジになってしまっています。

これこそ、挑戦、ではないでしょうか。
ファンの期待に応え、裏切り、驚かせ、悩ませ、そして感動させる。アーティスティックアイドル、と呼んでしまいたくなる、見事な挑発ぶりだと思うんです。

私、「微かなカオリ」はかなり特別な曲なのではないかと、密かに思っております。少なくとも、私にとってはすでに特別な曲です。聴くたびに、訳がわからなくなるくらい、涙があふれます。

>セラミックおじさんさん

コメントありがとうございます。

>そして、物凄い上質なものを、いとも軽くやってのけて、一般の人には「かわいいね」って思わせちゃう…

すでに人気は確実に右肩上がりになっていますので、あとは「上質なものを」というところがポイントだと思います。もちろん、それは関係者も十分認識していると思います。アルバムのリリースのインターバルがこんなに長いのも一種のその現れかと。

>ノッチさん

コメントありがとうございます。

ブログと動画拝見しました。「微かなカオリ」について、まったく同じ表現をされていたんですね。以前であれば私もありきたりのPerfumeになってほしくない、という評価をしていたかもしれません。しかし、もはやつまらないことにこだわってほしくない、と思うようになりました。

動画の方ですが、チャンネルにJAGATARAの文字が目に入り、その不思議な組み合わせが気になってしまいました。私は「裸の王様」が異常に好きです。林檎さんの方は最初期と、まだまだ途上とは言え成熟を遂げたPerfumeのコントラストが興味深かったです。

>ミラクル・ヤンさん

コメントありがとうございます。

>これこそ、挑戦、ではないでしょうか。

格段に増えたファン、すなわちマスという塊りといかに対峙するか、これは挑戦にあたると思います。そこで繰り出される手法はあらゆる可能性が考えられるはずです。単純にいい歌、みんなが口ずさむ歌、というものを出す、というのも一つのチャレンジになりえそうです。

PVの件

いつも陰ながら見させていただいております(笑)書き込むのは初めてです。
微かな香りは90年代のJ-POPど真ん中(特にZARDとか)な私にとってはどストライクでして、買ってからほぼ毎日聴いてます。懐かしさと新しさの両方があって不思議な魅力のある曲ですよね。
レーザービームのPVのショートバージョンの件についてですが、もうすでにご存知かもしれませんが、何かのラジオ番組で本人達が言ってたのですが、撮影日がちょうど震災の日で途中までしか撮影できなかったそうです。フルバージョンは微かなカオリと合わせてアルバムの特典とかならいいですよね!

>Gonzoさん

大変遅レスになりまして申し訳ありません。

微かなカオリは人気がありますね。Perfumeらしからぬというところが新鮮でよいです。こういう曲は何回聴いても飽きないですよね。

懐かしくも新しい、それがPerfumeの真骨頂だと思います。
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Perfumeをこよなく愛する40代。家族にPerfumeを受け容れてもらえるかどうかが重大問題。

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